牛乳の食物アレルギー
三大アルゲンの1つである牛乳での食物アレルギーはとても多く、牛乳の中に入っているカゼインとβラクトグロブリンという物質が原因と言われています。
牛乳による食物アレルギーが発症する時期は生後1ヶ月から3ヶ月ぐらいが多く、下痢や嘔吐、アトピー性皮膚炎などの症状が現れます。赤ちゃんの母乳の飲みが悪く、ミルクもアレルギー用の物を使用しなくてはならないなど、親としてはとても辛く悲しい思いをする時期でもあります。
しかし牛乳による食物アレルギーは9歳までに90%の人が完治すると言われているので、悩みすぎず赤ちゃんとの生活を送るようにしましょう。それでも赤ちゃんから幼児期の時は特に注意が必要になり、牛乳での食物アレルギーによって、アナフィラキシーショックや呼吸困難などの重篤な症状が出る場合があります。
対処法としては牛乳を含んだ物の摂取を控えるという事になりますが、代わりに大豆乳や消化乳を使用します。牛乳アレルギーの人は大豆での食物アレルギーも出ることが多いため、大豆乳を代替えに使用する場合も最初は注意が必要です。
牛乳による食物アレルギーはタンパク質に対する過敏症になりますが、原因とされるカイゼンはハムやソーセージ、化粧品などにも含まれます。